ラグマスの疲労度システムに大幅な改修がくるかもしれない。
ラグマス(日本版)の今の疲労度システムは音楽放置で60分かけて60、生徒(学生)からの激励で360分かけて120の回復ができる状態。ですが、ひょっとしたらこのシステム自体が大幅に変更されるかもしれないという可能性が出てきました。
ラグマスはいくつかの国で展開されているのですが、開発しているのは中国の会社で本家サーバーも中国。というわけで、普通なら中国の国内ユーザーに向けて設計するはず。中国は人口が多い分ユーザー数も多いですし。
で、今回発表された「未成年のオンラインゲームは平日は90分、休日は180分まで」という中国での新しい法令。
これがひょっとしたら関わってくるんじゃないかなぁというお話。
- 中国国内での未成年のオンラインゲームを規制する法令が発表
- 運営・開発元が未成年のプレイヤーを重視するかどうかで変わる。
- 現状の日本版を考慮すると、中国版が変更されれば受け継ぐはず。
- まとまらないまとめ
中国国内での未成年のオンラインゲームを規制する法令が発表
該当する記事は新華社通信のこれです。
http://www.xinhuanet.com/politics/2019-11/05/c_1125194322.htm
中国語が得意なわけではない私が翻訳を駆使しながら読んだところでは今回の発表の内容でラグマスに関係ありそうなものは主に3つ。
- 年齢ごとに一回の課金額と月ごとの課金額上限を制限
- 国民に割り振られている公民身分番号を利用した実名登録
の2つに加えて「未成年は平日は1.5時間、休日は3時間までで22時~8時の間はプレイを制限する」というもの。
こうなると今のシステムでいくつか不便なところが出てきます。
運営・開発元が未成年のプレイヤーを重視するかどうかで変わる。
というわけで、プレイ時間が制限された場合に今の疲労度システムではプレイすることは出来ても音楽放置の60回復や生徒による120回復がまともに出来ないんですよね。生徒による放置は3人使っても120分で120回復なので、休日だとしてもその時点で残り1時間しか遊べず、疲労度を通常プレイで消費するのは不可能。冒険に出すくらいしかありません。
私はこのあたりのデータも持っていませんし向こうでのマーケティングの経験もありませんので詳しい数字はわかりませんが、開発・運営会社が未成年のプレイヤーを重要視しているならば、これに対して何らかの処置をすると思われます。
プレイ時間が制限されるのは仕方ないにしても、疲労度を回復できるというシステムを使えるプレイヤーと使えないプレイヤーが出るのは好ましくないでしょうし。
課金額も制限されているので「とりあえず疲労度回復の課金アイテムを実装してごまかす」という手段も使いにくいかと。
というわけで、疲労度システムに対して何らかの変更がされるのではないかと私は思っています。
現状の日本版を考慮すると、中国版が変更されれば受け継ぐはず。
ラグマスをプレイしている人はわかると思いますが、現状ですらローカライズ(違う国の人たちが遊べるように翻訳と調整をすること)が間に合っていません。
普通にプレイしていても突然出る中国語やあきらかに日本語としておかしい日本語、クエスト中だったりパーティ検索画面だったり様々ですが、割とよく見ると思います。中国語も怪しい日本語も。
翻訳が間に合わないのは多少我慢すれば遊べるのでまだマシですが、日本語版ではまだ実装していないマップのクエストが現れ、プレイヤーは移動不可地点に飛ばされてしまうリヒタルゼンバグなんてバグもありました。
こんな状況で「中国版は仕様変更するけれども日本版は今の疲労度システムを残したまま新しいアップデートを実装する」なんて器用なことが出来るわけないと思っています。割と安くないお金をかければ出来るんでしょうけど。
まとまらないまとめ
と心配したところで日本のプレイヤーにできるのは「中国版のラグマスの動向を見守る」くらいしかないんですよね。
もしシステム変更が来たとしても、いま中国版で実装されているEPのところまではそのまま日本語化して日本でアップデートしていくと思うので、それに追いつくまではなにも変わらないでしょうし。
というわけで、とりあえずは三次職実装&結婚アップデートを楽しみながら見守りましょう。(結局この話はなんだったのかと言われそうですが)
あ、次のアップデートで私のクライアントだけ「結婚相手が未実装」という深刻なバグが発生する予定です。㌏㍂ゆるすまじ。