私が怠けた生活をおくるために調べたこと、やっていることを書き綴っていくだけのブログです。

ラグマス・ロストフラグ・マジカミ関連の記事は内容が古くなってしまっているので整理予定です。

参考になった話があったらシェアしていただけるとやる気がUPします。

マナギーガ騒動から学ぶラグマスの金策の基本。

はい、前回のブログ

idle-life.hateblo.jp

で値段が上がりますよと書いておいたマナギーガ、8/3時点で元の3倍を超えています。ここからは下がっていくだけでしょうけど。

ということで転売やそれに関する諸々で儲けを出せた方はおめでとうございます。

今回はこのマナギーガの高騰について順を追って解説しながら「何に手を出せば儲けが出せるか」を自分で見つけ出す金策に必要な感覚を養ってもらいたいと思います。

順を追っていくため今回はいつもより文字数のボリュームがあるのでちょっと頑張って書いています。

マナギーガがどれだけ値上がりしたかを正しく読む。

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値上がり後のマナギーガ

まず最初にどれだけ値上がりしたかを考えてみましょう。元々が200,000zenyくらいだったので「450,000zeny」くらいと答えた方は半分正解で、半分ハズレです。

金策で相場を考えるとき、実際に上がった金額も大事ですが

 「元から何%上がったか」を考えなければいけません。

例えば貴方が100万zeny持っていたとします。100万zenyの物を買って130万zenyで売れました。利益は30万zenyです。これは使ったお金の30%が利益というわけですね。

※実際は取引所の手数料10%がかかってくるので大した黒字は出ていません。

ここで20万zenyの物を5個買ったとしましょう。そして同じように30万プラスの50万で売りぬいたと仮定します。使った金額は100万zeny、売上は250万zeny。

同じ上昇額なのに、こちらはなんと元金より150万zeny増えていて利益率は150%に。

ということで、同じ上昇幅なら元が安いほうが当然利益は大きくなります。それを正しく理解するためにも「何%上昇したか」を常に考えましょう。

マナギーガは利益率200%を超えた。

さてマナギーガ、今回の騒動前は20万zeny以下で買えました。先程の画像のとおり、今売れれば67万zenyです。

ということで、元金の200%以上が利益になったわけです。単価が小さいのは数をこなしてカバー出来ます。10個買えば利益率は同じで利益が10倍ですから。

これを普段値段の上下が激しいミノタウルスで同じだけの利益率を出そうとするなら、

普段の1600万zenyの時に買って4800万zeny(48Mzeny)まで上がるのを待たないと行けないわけで現実的ではありません。

如何にマナギーガが金策としてすごかったか理解していただけたでしょうから本題へ入ります。

 

 

「ドリルを買いに来た客」が欲しいものはなにか?

現実のマーケティングの世界では有名な話が一つあります。

「ドリルを買いに来た客が欲しいものはなにか?」

何も考えずに「ドリル」と答えてしまってはマーケティングの世界では生きていけません。

答えは「穴」です。

言われてみれば「なにを当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、自分で思いつかなければ意味はないのです。

というわけで、この思考をマナギーガでやってみましょう。

バグが修正されたマナギーガの用途を考える

 はい、このマナギーガを何のために使うのかですね。

結論から言えばBOSS狩りです。このゲームにはminiBOSSとMVPBOSSという2種類のBOSSが居ます。

miniBOSSはファーストアタック、つまり一発目を入れた人が大幅に有利になっています。

しかしBOSS狩りで金策として美味しいMVPBOSSは「ファーストアタック」の他にも「どれだけ引きつけたか」や「最後の一撃を決めたか」が複合的に計算されます。

そして勝利したプレイヤーがいるパーティがアイテムのDROP権利を得るのです。

ですが、現状のシステムではいわゆるラストアタックがあまりにも強すぎるのです。

そして最後の一撃を取る確率を上げるために流行っているのが阿修羅チャンピオン。

この阿修羅、装備とルーンを揃えると一撃で100万以上のダメージを叩き出します。これを利用して、他の人達が戦っているMVPBOSSのHPが100万を切った瞬間に叩き込むことで確実にラストアタックを掻っ攫うのです。

※厳密にはこれだけでは勝ちきれませんが今回はMVP阿修羅の説明ではないので略

その阿修羅の威力をさらに上げるために必要なのが、今回修正されたマナギーガS2なのです。

つまり「BOSS狩りをする人」が「阿修羅の威力を上げるため」に買うと読めます。

マナギーガの用途から客層を読む。

マナギーガを求める人がBOSS狩りをしてる人だろうと言う所までは推測が出来ました。

次はこの客層を読んでみましょう。

これを求める人はBOSS狩りをしていることからそれなりのLvと装備はあると予測できます。(あと転売で儲けようとしている同業者)

そして、このBOSS狩りというのが早いもの勝ちになりやすい以上、彼らは最速でマナギーガS2の完成品を手に入れようとするでしょう。他の人の手に渡る前に完成させれば、他の人が完成させるまではBOSS狩りで有利に取り合いが出来るのですから。

BOSSで使うということは穴空けも前提、過剰精錬もおそらく前提でしょう。で、完成を急いでいるはず。

となれば「多少値上がりしようが完成させた武器の力でBOSSのMVPを取れば稼げる」と思ってガンガン買ってくれると思いませんか?

 

 

読んだ用途と客層から他の金策チャンスを考える。

はい、マナギーガでBOSSを狩るのであればマナギーガを完成させようとするはずです。

となれば、もちろんするでしょう。アップグレード。

ここでマナギーガのアップグレード素材が売れるかもしれないと読めます。

そしてマナギーガが確実に上がると読んだなら、今度は供給源を調べてみましょう。

マナギーガを落とすのはminiBOSSのラフレシア。これはminiのため、MVPみたいな殴り合いの取り合いほどではないのですが、快適に狩るために特化装備が少し売れそうです。もしMVPであればダメージ量とラストアタックでDROP権利を取り合うのでほぼほぼ上がっていたでしょう。

その場合なら例えば植物にダメージUP、小型にダメージUP、地属性にダメージUPなどの装備やカードが上がるかもしれないと読めます。ラフレシアを狩るために。

さらに、マナギーガは大型に補正があるとはいえ元々のサイズ補正は大型に50%なので"このままでは"大した火力になりませんが、ここでホワイトスミスが作れるあのアイテムを使えば「サイズ補正を100%に戻した上でマナギーガの大型補正の恩恵を受けられる」わけですね。それが売れるかもしれない、とまで読めます。

さいごに

というわけで、値上がりしそうなものを見つけたとき

  • 価値が上がる明確な理由があるか
  • それを求める客は金を持っているか
  • ターゲット層は入手を急いでいるか

などを考慮していくと割と高精度で読んでいけるのではないかと思います。

マナギーガのバグ修正の例から金策の基本を少しでも学んでいただけたなら幸いです。

最後まで読んでくれた人だけにちょっとだけ情報を。

マナギーガは海外鯖では大した値段ではないのでいつかは必ず下がります。

他の人の手に行き渡る前に先行してBOSS狩りで有利を取れるから集める人と、それに便乗して儲けようとする人たちのマネーで上がっているだけなので。